ビジョン|加藤木工|ドラゴン|12/12

1945年城里町で建具工事業として創業した加藤木工。1990年をピークに売上は右肩下がり。JR東日本を辞めて加藤が入社した当時は3期連測赤字で自分の仕事も全くない。自分にやれることを探し独学で2級建築士の資格を取得。建築家とのつながりもつくり特注建具や特注家具を受注、オリジナルデザインの椅子の製作などで売上は入社時の3倍以上に。社員も増え、自分のやってきたことに自信もありちょっとうぬぼれていた加藤。そんなとき、、、「社長、辞めてください」数字上は安定した売上だが、現場は残業に追われるなか、社員に未来を示せない社長に社員の不満が爆発したのだ。突然社員から社長の辞任を要求された加藤は、1年間の期限を決めて同友会の経営指針を創る会受講を決意。「もう一度社長をやらせてください。1年間時間をください。」そう社員に告げた加藤は決死の覚悟で理念とビジョンの策定に取り組む。途中経過を社員にもシェアしながら作り上げた明確なビジョン。ビジョンを明確にし、共有する事で次第に明らかになってきた。これから加藤木工が進む道。そして次第に自身を取り戻してきた加藤。その心の動きに焦点を当て、ビジョンの大切さを学びます。

慢心から奈落の底へ
~ビジョンで見えた一条の光~

□報告者:株式会社加藤木工 代表取締役 加藤 宜之さん

□日時:2024年12月12日(木)18:00~21:00

□会場:牛久市商工会

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